「大阪市廃止案」反対の人へ

首都圏交通事情

 こんにちは、多摩雑報です。「大阪市廃止案」住民投票日が目前に迫り、秒読み段階に入りました。前回の、賛成派に対してのラストメッセージでも申しましたが、この段階では投票に行く意思はあっても、どちらかを決めかねている有権者数が勝敗を決します。ですから残り4~5日間、ボーダーラインの方々へ最も効率良く「大阪市廃止案」の真意を伝える具体的方法についてのみお伝えします。

◇「『大阪市廃止案』の目的は売国奴政策を実現するためである。」

↑ これを言いましょう。そして間髪を入れず、「橋下徹の逆質問『外国資本だったら何が問題だと思います?』」の動画を見せてあげて下さい。↓ です。

橋下徹の逆質問『外国資本だったら何が問題だと思います?』

 これを見てもらえさえすれば、それ以上何も言わなくて大丈夫、今さら賛同者にご自身が何か教えてあげる必要はありません。よく分かっていない人や政治に興味のない人こそ、維新および大阪廃止案が売国奴による売国奴政治であると、すんなり理解してもらえるはず。何人もの方々から「( ↑ の)動画を教えてくれてありがとう、橋下さんがこんな人とは思わなかった」と、反対の意思を固めてもらえました。因みに当動画、維新の発信なんですよ。何で削除していないのか、そっちの方が不思議です。これはもう、面従腹背の党員によるものなのかな、と勘ぐりたくなるほど。~ 拙が賛成派だったり維新関係者だったら、住民投票発表の前に絶対できる限り削除しますね ~。そして強固な賛成派にはムシを決め込みましょう。徹底的な揚げ足を取ってきますから時間の浪費です。流石に動揺の色を隠せなくなるんでしょうね😀。あと一点。賛成派も反対派も、また維新も学者も大阪市広報部も、そして新旧両方のメディアも言わないことを再度申し上げて置きます。

◇「区長を同一政党(=維新)で固めることで、枢密的合議、いわゆる密室政治環境を確保する。」

 政令指定都市の区長と特別区の区長の相違を実感として知っている人、それは東京市の時代と特別区の両方の時代を、23区民として生活してきた方々だけですから、非常に少数です。23人+都知事=24人と、4人+府知事=5人。この人数の違いは計り知れない。大阪特別区の全予算分配を、たった5人の維新政治家だけで決議するのですから、新大阪区民は区長の権限のあまりの強化に何が起きたのか、にわかに理解出来ない状態になるでしょう。現在の大阪市区長は区役所職員長・公務員です。予算の決定は市長の決裁に委ねられます。それが公選すなわち区民の投票によって選出される人ですから政治家、予算権限を持つことになる。東京は23人もいるので、8人ぐらいのグループの持ち回りで都議会や都知事と渡り合います。~ なんか江戸幕府の老中制をそれとなく引き継いでる感じですね😀 ~。都知事は彼らの上に立つ存在ですから、その権威たるや、凄い大きさになる。実際それの地位を欲するからこそ、毎回多くの候補者が立候補するわけです。では当選の暁には独裁政治を奮うのかと思いきや、さに非ず。そういうタイプの知事がいたこともあれば時代もあるにはあったが、意外にも近年都知事の皆さん、とても大人しい。むしろ23人(区)の穏やかな調整役を勤めることで、あまり事荒げるような政治・政策はしないのです。区長も然り。時折ゴネて区民の優遇を勝ち取ろうとすることも起きますが、あとで他の区長・区民から確実に嫌われます。実際に都民の間で、そういうイメージのレッテルを貼られてしまった区もあるんですよ。

 橋下氏は第1回目の「廃止案」を提案するに当たり、「8~ 10区にする」それは「人口30万人ぐらいが適切な行政サービスを施行できる上限だから」と言っている。実はこれ、非常に正しいのです。以前の記事で、大都市圏の東京特別23区を含めた政令指定都市の平均面積が20㎢代であり、それが歴史的な経験則によるものであることは述べましたね。お隣の堺市は神奈川県川崎市とともに、ぴったりこの条件に合うので、大阪市+堺市を15区前後の特別区にする、というのだったら、拙も問答無用の反対ではなく、一考あり、くらいには捉えました。しかし堺市と大阪市との不仲という、クダラナくも莫迦にも出来ない理由で、早々と決別してしまいましたね。その後は堺市の面積を引いた狭いエリアで5区→4区と、ひたすら大股の区切りになっていきました。平均56㎢/60万人って、23区の最大面積区に匹敵します。平均人口も460,000人ですから、比較すればアバウトにも程があるのが一目瞭然でしょう。それをたった4人の区長でやり繰りするって、住民サービスの低下よりも、区長が独裁者化する可能性の大きいほうがよっぽど問題です。住民サービスの匙加減も区長の采配ひとつなのですから。「新設する有料道路な、外資が欲しいゆうとる、ワシが決めると区民から嫌われるさかい、中央区も天王寺区も『ワシもそうする』ゆうてくれん?そしたら淀川区の病院売却の時には『ワシもそうする』言ったるで。」如何です、区民の民意なんか幾らでもムシして区長達のやりたい放題です。

 「二重行政」と「府/市合わせ」。確かに大阪市には有るのでしょう。が、これは「都市制度」を変えて解決する問題ではありません。東京で起こっている、その実例を一つだけあげましょう。国鉄民営化の理由の一つとして巨大化・巨大利権化した労働組合解体があげられました。当時の千葉労働組合の横暴が凄まじかったのは事実です。が、民営分割化して、それは一掃されたかというと、そんな事はありません。それどころか、組合のメンバーがJR東日本の社長に納まるという莫迦げた結果をもたらしました。当然組合も多少表向きの顔を変えたとはいえ、そっくり残っています。当時の組合活動で一番の社会問題とされていたのは、身勝手なストライキの決行でした。今はストライキこそ無くなっていますが、乗客に多大な迷惑をかける体質はまるで変わっていないどころか、行動内容の過激化はむしろ増しています。駅設備の爆破とかを平気で実行したりする。このように、解決方法を「大阪市廃止案」という形にスリカエられているだけです。本当の目的、これで十分お分かりいただけた、と存じます。

 中心部のタワーマンション上層階に住まわれる富裕層が、廃止案に賛成なのは仕方ありません。彼らには都合の良い制度変更ですから。しかし大多数の大阪市民の皆さんはそうではないはずです。何の知識も関心も無くておおいに結構、いま一度 ↑ の動画を見て、感じたままの思いで投票していただければ良いのです。

 今日で「大阪市廃止案」の記事は終わりにします。結果後にまた論じましょう。明日からは音楽の話題にしていきたいと思っています。ではまた!

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