NHK追悼モノ「筒美京平からの贈りもの ~」にモノ申す

マスコミ論

 先月の10月7日、作曲家の筒美京平が亡くなった。さっそく各TV局でそれぞれ、いわゆる追悼モノの番組が制作、放送されたことだろう。このうちNHKで10月31日に放送されたNHKのNHKスペシャル「筒美京平からの贈り物 天才作曲家の素顔」を妻が録画しており、「見る?」と言われて「ん?」と気が進まぬも、まぁ偉大なる故人を讃える気持ちから「じゃあ」、ということになりました。が ・・・あぁ、ヤパ~リ時間の無駄でした、大いに。そのことについてモノものしくモノ申します。

 確かに極端な匿名性を演じていたのが、筒美京平たる由縁とは言え、いや、だからこそ熱烈な研究家たちがいるのだから、お亡くなりになって、そんな早い内から慌てて作ることなど無いだろうに。案の上、自分の知るところ未満未満未満の薄い内容でしたわな。「木綿のハンカチーフ」は、生前から散々取上げられてきたことだ。何を今さら。他にサザエさん。かと言って、それ以外を殆どC.C.Bの笠さんのインタビューだけって、どーゆー事?

 今に始まったことでは無い。およそ追悼番組というのは、ロクなもんじゃ無いのである。没後○年が巡って来る度に組まれる、ひばり姉さんモノとか裕次郎モノとか、むしろ視聴率取りの名の下の愚弄ではあるまいか。で、今回いい加減にしろ的に得た結論。

「TVは追悼ものに向かないメディアの最たるものである。」

 本当にオノレを知れや。筒美京平に半端なファンなんか存在しない。ウス~い知識か、超コアなオタク的カルトマニアかのどちらかだ。てか、いくら何でもそれは分かってるんだよな。マニア向けだと視聴率取れないのを知っての、ウス味仕立てにしてるのやろ。結局は本当の偉大さが、ねじ曲げられた伝説と化していくだけだ。今度こんなの作ったら、いや、訃報が報じられた時点で制作させへんで!という心持ちや。「SONGS」のような、NHKならではの良質な音楽番組は作れるだから、それでヨシ、として🌰。

追記.番組はモバイルツールでの試聴&アーカイヴです。テレビではござんせん、念のため。

 

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